空色パレット

今日も空が泣いている
また星たちに会えない
わかっていても夜になると窓の外を見てしまう

時には苦しくなって
逃げ出したくなることもあるだろう
けど止まない雨はない明けない夜もない
空はまた笑う僕らが願い続ければ

もしもいつかこの背中に
白い羽根を神様がくれたら
優しく流れる風に乗って
青い空に虹描くよ

枯れてしまわぬように
水を与え続けたけど
少しずつ君は萎れて行った
気持ちとは裏腹に

どうしても寂しかったら
昔を振り返ればいいだろう
そう鳥が歌い月が光り時間(とき)が流れてゆけば
僕らはまた出会えるから

もしも君が笑うのなら
その喜びが倍になるように
心から僕も笑うよ
青い空を見上げながら

もしも君が泣きたいなら
その悲しみが少しでも減るように
雨上がりのこの青い空に
無限大の夢描くよ